名物「かまど炊きごはん」を今日も実演してみました。 実は、かまど炊きはとっても簡単ってご存知でしたか? それなのにおいしいって何だかとっても得した気分になりますよね。 毎日夕方炊飯していますので、ぜひ一緒に体験して下さい。記念撮影を撮る方もたくさんいらっしゃいます! では、早速レポート開始!
玄関横でみなさんをお迎えしているかまど君です。 これから、かまど炊き御飯を作りまーす! 薪は敷地内で伐採した杉の間伐材や廃材を利用しています。エコですね。
ねっ、駐車場でいつも皆さんのお越しをお待ちしているかまど君です。 2台ありまして、以前はもちつきを毎週土曜日、夏休み中は毎日実施していましたが、今は暫くお休みです。早くもちつきができるようにならないかなあ… 日本で一番もちつきしていたホテルだったのに…
着火! 火入れです! ちょっとズルして携帯バーナーで火をつけて、あとはうちわでゴイゴイあおいで風を送ります。 最初は白い煙で、いぶいですが、温度が上がって薪が本格的に燃え出すと煙が透明になって臭いも少なくなります。
かまどにお釜をかけました。 ある程度火が落ち着いたら上から乗せるだけです。 簡単、簡単、
秩父市下吉田の農家・町田一郎さんの秩父米を、地元のヤマブ新井武平商店から購入しています。 秩父米はあまり世の中に出回りませんが、大変おいしいお米です。 「ずいぶんいいおコメを使っているねっ!」て言われるくらいです。 私も冷たい御飯を温めなおして戴く事がよくありますが、これが結構いけます。 かまどで炊いたからというのもありますが、やはり空気感ですね。 秩父の空気、水、薪、米で炊いて、人間の身体も秩父にいるからおいしいんですよ、っていつもご案内しています!
最近は、焚き火やかまどを一般家庭でできる所が大分減ったみたいですね。 ここなら思う存分焚き火をしても、誰にも迷惑がかかりません。 焚き火を見ていると、人間は落ち着くみたいですね。 いい感じで沸いてきました。 だんだん釜の中が、シュンシュンしだしましたよ~。
大きな木のふたと釜の間からこんな風に炊き汁がにじんできて、プツプツ言い出したら、真っ盛りの火を半分にします。 これは半分に取り除いた所、 これでも熾火(おきび)なので遠赤外線効果で、結構じわじわ温度は高いんです。 これで7分間待ちます。ただいま、お釜の中は対流が起きています!
どうですか?あったかそうでしょう?火をみていると何だか癒されますねえ…
はい、7分経ちました! 熾火(おきび)を取り除き、14分間むらします。 これでもまだかまど自体が温度があがっているので、いいあんばいで蒸らせるのでしょうね。 おいしいごはんができまように。 この時、蓋の隙間から匂いを確認!忘れずにね。 薪は消し壺といって、鋳物製の蓋付入れ物に燃えたまま入れると自然と窒息して火が消えます。 その黒くなった薪は、明日もそのまま薪として使います。エコ~、
さーて、炊けたかなあ… 毎回ドキドキします。 今日もきれいに炊けていました!大成功! 見えますか? おこげもできていますよ!おこげ好きにはたまりません! 朝ごはんでは、おこげごはんでお粥をご提供しています。不思議なだしになって、ただのお粥よりおいしくなります!
おこげ入りごはんと、ヤマブ新井武平商店の米味噌のお味噌汁です。 ぺろっと一膳、か~るくいけちゃいました。おかずはいらないおいしさです!