こんにちわ。

ロウバイが通常の年ですと、1月末に満開になるのに今年はなかなか咲かず、あまりの寒さに「今年は咲かないんだ、お客様に嘘を言ってしまったなあ」と思っていたら、ここにきてやっと咲いたようです。遅れてしまったけど、よかったよかった。

先日、本庄市で農業を手広くやっている恩師の瀬山さんが、息子の公一さんとひょっこり尋ねてきました。 「今年は旧暦でいうと1年が13カ月あるから冬が1ヶ月多いのと同じ計算なんだよ、みんな知らないけど。だから、野菜の作付も1ヶ月くらい遅らせて始めないと大失敗するよ」

お彼岸になれば皆さん競うように、じゃが芋を植えたり、春野菜の種をまいたりするのが一般的ですが、瀬山さんは昔から、「みんな最近は早すぎだよねえ。自然の流れをよく把握して接しないといい作物は育たないよ。ましてや秩父は県北より寒い土地だから遅く播いた方が絶対いいよ」と教えてもらってました。現に昨年も「おじちゃんの畑」で植えたじゃが芋は、4月に入ってからで7月に大豊作。瀬山さんから紹介された岡部の黒澤タネ屋さんの茄子苗を植えたのは5月も後半でしたが、10月まで大豊作でした。もちろん、われらが「おじちゃん」たち3人の懸命な農作業に帰依する所も大ですが。

そしたら、ロウバイもちょうど1ヶ月遅れで満開になったと今日聞き、「う~む、恐るべし、暦の力。恐るべし瀬山親子、専業農家はやはり違う」と更に納得。

いこいの村では、去年から自家菜園を本格的に初めましたが、今年は今日現在、畑を物色中、候補地を二つ絞っていますが間もなく決まる見込みです。

瀬山さんに過去何度も説明してもらったものの、暦は全く理解していないので偉そうなことは言えませんが、みなさんも旧暦、よかったら勉強してみてください。奥が深いですし、菜園やっている方は実証できるので面白いですよ。また、日々の生活にも結構役立ちます。

1ヶ月遅れのロウバイ、そしてこれから梅百花園の紅梅がみごとな宝登山にお越しください。では・・・。